改選後の定例会、私自身初めての議会を経験しました。この議会中、条例が制定されました。いじめ防止等のための基本条例です。先の岩手での中2いじめ事件をはじめ、以前にも起きてしまったいくつもの事件で、学校・教育委員会は状況説明をなかなか外部へしようとしませんでした。
当然のことですが、いじめはあってはいけないことです。継続するいじめの後、自ら絶つ選択をしてしまう前に、人のいのちの大切さを伝えるためにも、未然に被害を防ぐことは地域の大人の目でしっかり見守ることも大事なことです。起きてしまったことを学校だけの責任にさせないためにも、地域・社会の役割として今回の条例が制定されました。
定例議会中には常任委員会も開かれ、私の所属する「子育て文教委員会」でこの条例の審議をはかりました。ここでは発言の制限がないので理事者との意見のやりとりが盛んになります。委員の全員一致の賛成で可決はしませんでしたが、賛成多数で本会議へ送られました。
本日、「継続会」といわれるなかで、議長を除く24名の議員の採決でこの条例の審議をはかり賛成多数で可決、条例は制定されました。ただただ時間に流されながら本会議は本日をもって閉会しましたが、常任委員会、特別委員会は順次開かれていきます。