青少年委員会の管内研修事業が行われ、映画「みんなの学校」の上映会に伺いました。大阪市の大空小学校をモデルとした、地域の子どもなら誰でも通えるみんなの学校を通して共生社会を築いていくドキュメンタリー映画です。上映後は初代校長の木村泰子さんを招き、麹町中学校、千代田小学校の各校長とのパネルディスカッション形式の講演会、一時間ではもったいないような、もっと話を聞きたかった貴重な講演でした。不登校ゼロ、学校で、家庭で、自ら学ぶ子を育てるには？子どもがいるから学校があり、子ども一人一人が、保護者が、地域が、みんながつくるみんなの学校とは・・住環境は違いますが、都心部千代田でもこんな地域を目指して、大人がいつも子どもに寄り添って見守り、お互いが理解する社会を作り上げていくことが出来ればいいですね。子どものトラブルがない学校なんてないんだし、それに直面した時、子どもたちにとって生きた学びにするか、いじめに繋がるかは、大人にかかっています。教職員の価値観、保護者の思い、地域の方の関わり方が同じ方向を向いていれば、そこにある学校はみんなが安心して学べる学校なんだと思います。かなりハードルは高いですが、こんな奇跡の小学校が千代田にもいつかは・・と思っている大人はこの指とまれ！